墓じまい

墓じまい,田舎編

墓じまいという言葉をご存知でしょうか。お墓を管理する人がいなくなる、後継ぎがいないなどの理由で、お墓を引き上げることを言います。私の田舎では、引き墓(ひきばか)と言っていました。我が家は両親と娘が三人なのですが、三人とも嫁ぎ、家を継ぐ人間もいないため、昨年夏、少し遠縁にあたるお墓を墓じまいしました。その体験談をお伝えします。
まず墓じまいに至った経緯ですが、前述の通り、我が家は後継ぎがいません。1人は、結婚後も実家の近くに住んでいるため、年に数回のお墓参りや掃除などはできるのですが、それ以外にも檀家として納めるお金などがかかってきます。我が家は代々引き継いでいるお墓も一カ所ではないため、負担になることを考え、両親が墓じまいすることを決心しました。とは言え、墓じまいに関するお寺のガイドラインなどははっきり示されておらず、よくわかりません。
まず、墓じまいをしたことがある方を探し、情報収集から始めました。聞くと、お寺によって方法や墓じまいにかかる費用も違うことがわかり、費用に関しては、かなりの幅があるようでした。結局、折を見て住職に墓じまいの意志伝えると、書面を作成すること、石材屋を手配すること、供養の日取りを決めることなどをご指示いただき、そのようにしました。お墓は、無縁仏としてお寺に移されました。不幸者かもしれませんが、娘としては安心でもあります。みなさんはどうされますか?